【PT・OT・ST向け】ブラックな職場の例7選

はじめに

リハビリ専門職として働く上で、決してブラックな環境では働きたくありませんよね。

職場選びに失敗すると、どのような環境が待ち受けているのか気になる人もいるのではないでしょうか。

作業療法士として7年現場で働く私が、実際に聞いたり、体験したことを元に7つご紹介します。

【PT・OT・ST向け】ブラックな職場の例7選

ノルマが厳しい

以前勤めていた職場では、必ず21単位埋めなければ行けないというノルマがありました。体調不良でリハビリできない患者がいらっしゃった場合は、不定期で介入する療養病棟の患者さんに介入するか、外来を予約なしで受け入れていた病院であったため、そこのフォローに行くかのどちらかで、非常にバタバタとした環境でした。

意味のない会議ばかり開く管理職がいる

はじめに申し上げますと、必要な会議はもちろん大歓迎です。

ただし、以前勤めていたリハ管理職はほぼ毎日1時間以上の会議を勤務時間中に行っていました。

前述の外来リハに関しても、予約なしで受け付けていたため、一度に多くの患者さんが来院されると、当然待ち時間が長くなってくるわけです。患者さんによっては2時間以上待つこともざらにある状況で、当然クレームも多くありました。

そのクレームを減らすためには予約制にするか、受付する患者さんを制限するかのどちらかになってくると思いますが、その2択では病院の経営陣からのノルマが達成できないようで、選択できないみたいでした。そのため、それ以外でどうすればいいかを話し合う会議を頻繁に開いていたようです。

最適解を選べない会議は正直無駄ですし、どちらかといえば部門長がしっかり経営陣と交渉するなり、経営陣も理解し取り組んでいただきたい課題だとは思うのですが、何年も何年も状況は変わりませんでした。

要は病院の目先の利益が一番大事で、患者さんの満足度や、従業員の働きやすさのための仕組みづくりは2の次ということがひしひしと伝わってきました。

そんな職場なので、当然離職率は非常に高い状況でした。

また、その会議の中では部門内の誰と誰が付き合っているだの、その程度のレベルの内容も多くの時間割かれて話されていたという噂もあり、不信感を持たれていました。

その会議のために管理職は単位取得を免除されている状況でした。

そのため、そんな会議をするぐらいなら外来リハビリのフォローにこいと一般職から非常に不満を持たれている状況でした。

自己研鑽の勉強会が参加率低いと所属長が朝礼で説教

リハビリ職を含めて多くの医療従事者は自己研鑽が大事になってくる職業だと思いますし、それを続けることは非常に大事なことだと思います。

しかし、必ずしもずっとそれに時間をかけることができるわけではありませんし、新人時代でも100%それにかけることができるわけではありません。

また、ある程度年代が上になってくると、すでに知っている内容の研修会が増えてきます。

以前勤めていた職場の所属長はリハビリ一筋な方で、非常に技術のある方でした。しかし、常に100%自己研鑽を求めるような方で、自己研鑽のための研修会を多く開催してくれる一方、参加率が低いと次の日の朝礼で指導が入ります。

そのため息苦しさを感じている職員も多くいる状況でした。

もちろん残業代はでない

自己研鑽扱いなのでもちろん上記の研修会には残業代はでません。

しかも新患さんを新たに受け持ったり、また、担当が退院するなどのタイミングなど、書類業務が立て込むタイミングだと、夜6時から7時ごろまで研修があったあとから書類を再びするために残業をするなど、非常に負担の多い状況でした。

しかも、その書類業務に関しても、月に1時間までしか残業代を申請することができませんでした。

セクハラ大好き管理職

一部の管理職ですが、セクハラを日常的にする管理職がいました。デリカシーがなく、女性職員に平然と「昨日やったの?」などとセクハラ発言をすることが日常的にありました。(何をやったのかはここでは触れません。)また、実技系の研修会を立って受講している女性職員のお尻を触ることもありました。

仕事をやらない・できない管理職

管理業務はおろか、一緒に担当患者を受け持つと、必要な仕事をかなり押し付けてくると有名な管理職がいました。また、今やらなくてもいい、一般職でもできる業務を率先してやる場面もありました。しかもその業務を、一般職よりも遅いスピードでやるため、非常に反感を買ってしまっていました。

ハラスメントを受ける

色々な先輩がいましたが、やはり反りが合わない人も一定数いました。公衆の面前で怒られたり、何が言いたいかわからない話しを1時間延々とされるなど、非常に苦痛な状況もありました。

まとめ

ブラックな職場は数多くあります。働く人の約3割が、自分の職場はブラックだと感じているという調査もあります。これは世の中のだいたい3人に一人がブラック企業に当たるととらえることもできます。

私自身、ブラックな職場にいたせいで、原因不明の激しい腹痛や頭痛など、様々な体の不調や、メンタルが落ち込みうつ寸前になるところまで追い込まれました。

自分の場合は、転職をきっかけに、体や心の不調から開放されました。

ブラック企業に当たらないように、しっかりと情報収集したり、場合によっては転職エージェントを使うなど、ブラック企業に当たらないようにしっかり対策しましょう。

(※上記7選は私が体験したり聞いたりしたことを元にしていますが、プライバシーや身バレ予防の観点から脚色をかなり加えているのであしからずご了承ください。)

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